大倉陶園、100年の歩み。
およそ半世紀前、日本のセラミックの歴史を切り開いた輸出商社「森村組」が誕生しました。
創業者である森村市左衛門の「国利民福」に共感した義弟の大倉孫兵衛は共に事業に参画し、後に現在の(株)ノリタケカンパニーリミテッド、TOTO(株)、日本ガイシ(株)など日本のセラミック業界を牽引する組織を生み出す一方で、美術品的価値の高い磁器を作る事にも情熱を注ぎ、私財を投じて「大倉陶園」を設立しました。
“良きが上にも 良きものを ― 。”
その信念のもと様々な研究に取り組み、1922年には初窯品となる「白磁薄肉彫蓋付菓子鉢」の完成させます。『大倉ホワイト』と称される独特の白磁は、最高級のカオリンと高温焼成で実現した完璧な美しさを湛えています。
1919年に東京の蒲田で誕生してから間もなく100年を迎える大倉陶園。大倉孫兵衛の意思と伝統の技術を受け継ぎ、日本における最高級の洋陶磁器メーカーとして今日も挑戦を挑み続けています。
100周年カウントダウン ローズカップコレクション

2014年より一脚ずつ発表されたカップ&ソーサーシリーズで、五種類の青い薔薇を身にまとう可憐なコレクションです。
本焼成した白生地の上にコバルト質の絵具で絵付けし、再度世界最高温度約1460度の本窯で焼成することで、絵具を釉薬(うわぐすり)の中に沈み込ませ、独特の深みのある紺青の表現を生み出す「岡染め」技法が堪能できます。
100周年カウントダウン 碗皿シリーズ

オールド大倉から現代に至るまでの様々な作品の中からユニークで美しいデザインをセレクトし、カップ&ソーサー、陶額や花生などのホームアクセサリーアイテムがリデザインされました。
1919年~1928年頃の創業期、1928年~1945年頃の発展期、1945年~現在までの3つのグループで構成されています。「100th Anniversary」の文字が印字される特別仕様です。
暦シリーズ

日本の美意識、特に和の意匠を大切に器づくられた四季の移ろいを愉しむカップ&ソーサーのラインナップです。季節の植物をテーマに、絵替わりで描かれています。
こちらは100周年カウントダウンシリーズではありませんが、新たなラインナップとしてご紹介します。
伝統的な呉須の染付や、ヨーロッパから取り入れた各種技法を用いて、鑑賞価値の高い高級磁器を製造することを得意とする大倉陶園。
美術工芸品のように伝統技法を施した製品は皇室御用達を賜るなど、まさに「日本における最高の洋食器」と高い評価を得ているブランドは、2019年5月に創業100周年を迎えます。