英国の家 ティーポットシリーズ
イギリスの地方に現存する伝統的な家屋をイメージしてデザインされたエインズレイのティーポットシリーズが登場しました。第1弾として白と黒のコントラストの格子模様が美しい「マンチェスター」とぽってりとした茅葺屋根が愛らしい 「コーンウォール」の2種類をご紹介します。
英国の家ティーポットシリーズは今後もラインナップが追加予定。素敵なティータイムのコレクションにいかがでしょうか。
No.1 Manchester マンチェスター
黒い木骨柱と白い漆喰壁が織り成す「縞模様」や「幾何学模様」の外壁が特徴的。
ハーフティンバー様式と呼ばれるイギリス独自の木造建築です。柱・梁・筋違など骨組みとなる部分を木材で密に組み、その間を煉瓦・石・土などで充填して壁としており、木の骨組みがそのまま外に現され素敵な装飾となっています。
サッカーチームでも有名なマンチェスター。産業革命期に大きく発展したイングランド有数の都市として知られます。ハーフティンバー様式の住居は北方のヨーロッパでよく見られますが、15世紀から17世紀にかけて英国で盛んに建てられました。
No.2 Cornwall コーンウォール
粘土、わら、小石、石灰石のチョーク（白亜）を混ぜ合わせて何層にも塗り重ねていく「コブ」という工法が用いられた土壁と、茅葺屋根が特徴的なピクチュアレスク・コテージと呼ばれる建物です。ピクチュアレスクとは、イギリス風景式庭園における考え方の一つで、装飾性を加味して絵画のように美しい庭園構成を表現することを意味する言葉です。
イングランドの南西端に位置するコーンウォールは、本土最南端に位置しており温暖で自然豊かな土地です。この地域に見られる伝統的な、ぽっこりと愛らしい建物がモデルです。
ロンドン、コッツウォルズ、ラベナム、湖水地方 2018年夏に発売予定
Aynsley(エインズレイ)について
気品溢れるゴールドエンボスの装飾が美しいエインズレイ。1775年スタッフォードシャーの炭坑経営者だったジョン・エインズレイによって設立されました。作り上げる工程のひとつひとつが最高の技術を持った職人によって丹念に時間をかけた手作りで行われています。 高い技術と伝統を守るスタイルはヴィクトリア女王にも大変高い評価を受けたため、王室にならった貴族たちからの注文が殺到して、生産が間に合わないほどであったというエピソードは、良く知られています。ダイアナ元妃の成婚時にもエインズレイの陶花が選ばれています。
