マイセンの名作ブルーオニオンで「鏡開き」のコーディネート

地域によって異なりますが、もうすぐ「鏡開き」の日ですね。

鏡開きとは、お正月の間にお供えした鏡餅を下げて食べる、日本の年中行事の一つです。
神仏に感謝し、またその供えられたものを頂いて無病息災などを祈って、
お汁粉やお雑煮などで食すのが一般的です。

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プレートは1739年より続くドイツの名窯・マイセンを代表するシリーズ「ブルーオニオン」のもの。
中国の染め付け技術を応用してつくられています。

白磁にコバルト色で描かれた模様は実はオニオン(タマネギ)ではなく、
仏教では“吉祥果”とも呼ばれるザクロや、長寿と反映のシンボル桃を図案化したものです。
図柄の中にマイセンのマークである「青い双剣」が描かれているのも特徴のひとつです。

無病息災を祈願し、お餅も美味しくいただきましょう。

ちなみにデコレショーンしたお花を活けるのはなかなか大変ですが、
そんなときにこんなアレンジメントもオススメです。

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苔玉が入った花器。実はこちらはシュガーボウルなんです。
ブルーオニオンが持つ落ちついた雰囲気が、和の空間を演出してくれます。

撮影使用アイテム