バイヤーのこれイチオシ!vol.81 エレガントな所作を応援するカトラリ― サクライ

決して妥協を許さない日本の物づくり。金属加工で有名な燕市に拠点を構えるサクライは、時代のニーズに合わせて魅力的なカトラリーを作り出しています。今回ご紹介するカトラリーは女性にオススメ・・いやイチオシです！

女性のための『美・用・材』を追求したこだわりのカトラリー。

食事を口に運ぶ―。

『Cosie（コージー）』シリーズは、小ぶりなヘッドと少し長めのハンドル設計で、口元に運ぶシーンやカトラリーを持つ仕草もエレガントに魅せる特徴をそなえています。ステンレスと対照的なファブリック素材があしらわれており、女性らしい温かみある表情を持ち合わせたカトラリーです。

独特の手触りのハンドルは、綿100％の生地を特別な樹脂に浸して貼り付けた後、200℃以上の高温で焼き付けの処理を行っています。日常の使用においては問題はありません。

Cosie コージー / 布着せカトラリー

コージーのラインナップは『ティースプーン5本セット』と、ナイフ・スプーン・フォーク、ケーキフォーク・ティースプーン×2人分の『10本セット』です。ファブリックのカラーは3色の展開。どのカラーも北欧の器との相性が良く、思わず毎日手に取りたくなるカトラリーです。ボックス入りですので、新生活などのプレゼントにもおすすめです。

Saya 紗綾 / 布着せカトラリー

まるで硯の漆黒を思わせるような、紗綾/漆黒シリーズ。和菓子やを楽しむ為の和菓子ナイフ・スプーン・フォークのカトラリー3点セットです。日本を代表するグラフィックデザイナー「鶴田一郎」氏によるデザインです。洋のテイストを残しがらも優美な日本の形を表現したデザインで、和の器にも洋の器にも合わせられます。

黒はステンレスの酸化発色による加工、またハンドルにはCosieと同じく綿100％ファブリックを特殊技術で布着せしています（HSV特殊布転写は特殊加工により布がはがれにくく、食べ物の汚れやシミなども残らず簡単に洗い流せます）。

朱

抹茶

漆黒

良いカトラリーとは・・

『側面の手磨きがきちんとされているか』『フォークの刃がまっすぐに並んでいるか』『くぼんだところやフォークの股の部分がきちんと磨けているか』などが、良いカトラリーの見極めるポイントです。カトラリーの主な部分は機械で成形し、機械で磨いています。ですが、各工程には熟練職人による厳しい検品や補正が入り、最終仕上げの検品や補正が入ります。結局のところは商品の品質は人の手にかかっているのです。今回ご紹介したサクライをはじめとして、日本のものづくりは、こうした人の手で確かな品質のものを世の中に送り出しています。

SAKURAI

株式会社サクライは金属加工技術で世界的に有名な新潟県燕市にあります。その世界基準のモノづくりの街で1946年（昭和21年）の創業以来、培ってきた職人技と先進技術を融合させることにより、新しい価値を生み出すことに邁進してきました。2008年の洞爺湖サミットではサクライのカトラリーが採用されるなど、製品の信頼性は言うまでもありません。

世界で最初に表面硬化、表面加飾・硬化された表面の研磨、防汚効果各処理の応用技術を開発しその分野での商品シェアは100％です。時代に柔軟に対応できる総合金属加工メーカーとして展開しています。