涼やかな秋風が吹き抜け、これまでの日傘の代わりに長袖のカーディガンが必需品になってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回はフランスの三ツ星シェフから絶大なる支持を受ける「ストウブ(Staub)」をメインモチーフに、秋の一大イベントを盛り上げる「ハロウィンパーティー 〜美魔女の夜会〜」のコーディネートをご紹介します。
ハロウィンパーティー 〜美魔女の夜会〜
日本でも秋の一大イベントとしてすっかり定着した10月31日の「ハロウィン」。古代ケルト人の祭りが起源と考えられており、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事でしたが、現代では仮装をしたり、ホームパーティーをしたり楽しい行事として親しまれています。
今回メインに使用したのはフランスの三つ星シェフから絶大なる支持を受けるStaub(ストウブ)社の鍋「ピコ・ココット」です。
蓋裏のピコ(突起)や、独自のマットマイユ加工により、お料理をもっと美味しくする魔法のお鍋といわれています。直火はもちろん、IHやオーブンなどあらゆる熱源に幅広く対応しています。
秋も深まってくるとスープやシチューなどの温かい食事はごちそうですね。おしゃれなストウブのお鍋で作られたメニューでしたら、食卓にそのままだしても素敵です。
ハロウィンカラーのオレンジ&ブラック(紫)でコーディネート
今回のテーブルはハロウィンカラーのオレンジ&ブラック(紫)を中心にコーディネートしました。
※今回使用したストウブのピコ・ココットとココットラウンドの正式な色名称は「マスタード」となります。
ストウブは大鍋だけでなく、可愛いココットやパンで食卓を彩れば、会話も弾み、テーブルに楽しさが倍増します。
温かみのあるポーランドの陶器「ボレスワヴィエツ」
ポーランドの陶器「ボレスワヴィエツ」はスタンプや手書きのかわいい絵柄が特長です。
ハンドメイドの温かみのあふれる器についつい“ほっこり”。そんな秋冬のテーブルウエアにおすすめです。
異なる素材はグルーピングですっきりモダンな印象に
今回のテーブルにはストウブ、ボレスワヴィレツ、イッタラ、ヴェトロ フェリーチェなど、多数のブランドのアイテムでコーディネートしています。
異なる素材やブランドを組み合わせてコーディネートをする場合は、色ごと、素材ごとに、ブランドごとなどある程度グルーピングしてセッティングすると、すっきりモダンな印象になります。
小物使いでハロウィン感をプラス
魔女をイメージした帽子や、ハロウィンを代表するかぼちゃの提灯をイメージした「ジャック・オー・ランタン」など、小物で遊び心を演出するのもいいですね。
最後はキャンドルを灯して、秋の夜長を楽しんでみてください。
テーブルコーディネート:浜 裕子 Yuko Hama
フラワー&食空間コーディネーター。
食空間プロデュースおよびコンサルティング、パーティー、イベント、広告などの企画・演出を手掛ける。近年は和の歳時記、日本の生活文化を研究し、和と洋の融合と精神性の高いデザインをテーマに、ライフスタイル提案に取り組む。花のある暮らし、生活空間をアートにすることをコンセプトに「花生活空間」を設立。自宅アトリエにてテーブルコーディネート教室なども開催している。NPO法人食空間コーディネート協会理事、認定講師。
http://hanakukan.jp/