食器の種類と用途

料理やシチュエーションによって使い方は様々ですが、ここでは一般的な食器の種類や用途をご紹介します。

  1. カップ
  2. プレート
  3. ポット・シュガー・クリーマー

カップ類

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ティーカップ&ソーサー

ティーカップは紅茶の香りと色を楽しむために、また熱い紅茶の温度を冷ましやすくするために、一般的に広く浅い口が特徴となっています。カップの中にモチーフが描かれているものも多数ありますが、紅茶の水色を通して図柄を楽しむためにそのように作られています。

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コーヒーカップ&ソーサー

ティーカップとは反対に、温度を保つため口径が狭くなっており、円筒形のものが多くみられます。容量は120-140mlが主流で、厚手のものも多くあります。コーヒー用とは言うものの、紅茶にも兼用できるものもあります。

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デミタスカップ&ソーサー

エスプレッソ用の小さなサイズで、一般的に60-80mlが容量とされています。こちらも保温を考えて口を狭くし、円筒形が主流となっています。フランス語で「デミ(半分)」「タス(カップ)」という意味です。

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モーニングカップ&ソーサー

容量280ml前後と少し大き目のカップで、ミルクをたっぷり入れたカフェオレやスープなどカジュアルにお使いいただけるアイテムです。

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マグカップ

コーヒー、紅茶からミルク、スープに至るまで使い方は自由自在で、普段使いに最適です。電子レンジで簡単に温めることも可能です。
※ 金彩の入っているものなどは非対応です。

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スープカップ&ソーサー

ハンドルが両手にあるものが主流です。スープだけでなくサラダや前菜などを入れたりとマルチに活躍します。

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湯呑(ジャパニーズカップ)

日本茶や中国茶用に作られたカップです。フリーボウルとしてもお使いいただけますので、アイスクリームやソース入れなど使い方はアイディア次第で様々です。


プレート類

食文化の違いにより、洋食器と和食器で少しシェイプが異なります。ヨーロッパでは、ナイフとフォークを使いやすいように比較的プレートが平らなものが多いのが特徴です。

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小皿 / パン皿(~17cm)

16cmサイズはパン皿(パンプレート)とも呼ばれます。取り分け用に使い勝手のよいサイズで、何枚かまとめてお持ちになれる場合がほとんどです。

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中皿 / デザート皿(18~24cm)

18cmサイズは「ケーキ / デザート皿(ケーキプレート)」とも呼ばれます。前菜、サラダ、デザートの取り皿として使われますが、例えばライスなどで一人用の盛り皿としても使えます。

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大皿 / ディナー皿(25cm~)

メインディッシュ用のお皿です。
フォーマルな食卓なら位置を決めるお皿やサービスプレート(チャージャープレート)として使います。
チャージャープレートとしては、直径29cm以上のものが使いやすいサイズです。

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深皿/ボウル

和食器でいえば「鉢」です。13~24cm前後のサイズが主流です。13cmサイズは「フルーツソーサー」、20cm以上のサイズは「シリアルボウル」、24cmは「サラダボウル」と、それぞれ呼ばれることもあります。煮汁の多い煮物などの料理の盛り付けには欠かせないアイテムです。

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スープ皿

スープ用としてはもちろんですが、カレーやシチューなどにも大変便利なアイテムです。縁(リム)のついているスープ皿は、フォーマルな場での演出にも使えます。

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変形皿

メーカーによって様々な変形皿があります。代表的なものとしては三日月の形をした「クレセント」、たまご型の「オーバル」、和食にも合う「スクエア」などです。

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碗(椀)/鉢

碗は円形で深さがあり、片手で持てる器を指します。材質によって漢字が異なり、木製は【】、陶磁器製は【】、金属製は【(かなまり)】と書かれます。
また、鉢は椀のような深さはないものの、汁物を盛ることもできる中深の器をいい、開口部が広く多目的に使えることが特徴です。


ポット・シュガー・クリーマー

紅茶やコーヒーをよく飲まれるなら1セットはもっておきたいのがティーセットです。お気に入りのカップにあわせてティーポット・シュガー・クリーマーを揃えられるとティータイムがさらに楽しくなります。

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ティーポット

紅茶を注ぐためのポットです。一般的にはコーヒーポットに比べて背が低くずんぐりとしているのが特徴です。

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コーヒーポット

コーヒーを注ぐためのポットです。紅茶ポットに比べて背が高くすらっとしているのが特徴です。

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クリーマー

紅茶やコーヒーに入れるミルクやクリームを入れる器です。ハンドルが上の方についており、カップに注ぎやすい作りになっています。それ以外にも、サラダのドレッシングを入れたり、花瓶がわりに小花を生けたりすることもできます。

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シュガー

コーヒーや紅茶の砂糖を入れる器です。最近では、健康ブームのためか砂糖を控える方が増えたため、メーカーでも小さなサイズのシュガーのみを製造しているところも。密封性はありませんので、長期間入れたままの保存はできません。

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